講師プロフィール(作曲・音楽理論)
- 林 達也 Hayashi Tatsuya
作曲・音楽理論マスタークラス講師 -
作曲家、ピアニスト。東京藝術大学音楽学部ソルフェージュ科准教授を経て、現在同大学音楽学部作曲科教授。
東京藝術大学音楽学部作曲科在学中に日仏現代音楽コンクールで第1位。その他、朝日作曲賞、神戸フルート作品国際コンクールなど多くのコンクールに入賞、入選。故アンリエット・ピュイグ=ロジェ女史の薫陶を受け、フランス政府給費留学生として、パリ国立高等音楽院において、エクリチュール(和声、対位法、フーガ)、作曲、ピアノ伴奏、歌曲伴奏、クラヴサン、通奏低音、管弦楽法のクラスに学ぶ。同音楽院を1等賞で卒業、パリ エコール・ノルマル音楽院ピアノ科最高課程を首席で卒業。マルメゾン市立音楽院でプリ・ヴィルトゥオーゾ賞。 フランス各地でリサイタルや室内楽活動をおこない、帰国後もリサイタル、器楽、声楽の伴奏および現代音楽の演奏などをおこなう。
CDにヴァイオリニスト戸田弥生との共演による『子供の夢』(オクタヴィア)、著書に『バッハ様式によるコラール技法』(共著、音楽之友社)、『あなたがピアノを続けるべき11の理由』(共著、ヤマハミュージックメディア)などがある。
日本ソルフェージュ研究協議会前理事、翼の会(NHK邦楽技能者育成会49期卒業生有志による)音楽監督、浜松国際ピアノアカデミー(音楽監督:中村紘子)コンクール ピアノ伴奏者。平成25年に『新しい和声』 を出版、東京藝術大学及び附属高校の教科書として新規に使用されている。
- 稲野邊 絢音 Inanobe Ayane
作曲・音楽理論・ソルフェージュ講師 -
桐朋学園大学音楽学部附属子供のための音楽教室にて、5歳からピアノとソルフェージュを学ぶ。
東京藝術大学音楽学部楽理科卒業。中学校・高等学校教諭一種免許状(音楽)取得。大学在学中は声楽や弦楽器の伴奏を務めるほか、室内楽や吹奏楽、ジャズバンドに参加して演奏するなど、ジャンルを問わず幅広い音楽活動を行っていた。その傍ら、音感教育に興味を持ち、音楽における早期教育・適期教育の重要性について、戦後の日本に焦点を当てて様々な角度から研究を行った。
- 皆様へのメッセージ
- 〝音楽理論〟という言葉を聞くと、「難しそう」「専門的な内容なのでは?」と感じる方も多いのではないでしょうか。実際、理論という分野は基礎的なものから発展的なものまで幅広く、全ての人が深く学ぶ必要はないかもしれません。音楽理論を学ぶことで、その音楽の構造を理解し、それがどのような効果をもたらしているのかが分かるようになります。楽器を演奏する方にとっては演奏する際の道標となりますし、音楽を聴く方にとっても、その音楽を様々な視点から捉えることが出来るので、音楽の楽しみ方が変わってくることと思います。理論の学習を通じて、一緒に音楽の魅力に迫っていきましょう!
- 蛯子 浩二郎 Ebiko Kojiro
作曲・音楽理論・ソルフェージュ講師 -
幼少よりヴァイオリンを学ぶ。桐朋学園大学音楽学部作曲理論学科卒、同大学研究科修了。同大学大学院にて修士号取得。
作曲を西岡龍彦、金子仁美の各氏に、和声、対位法、学習フーガ等を鈴木静哉氏に、ピアノを金澤希伊子氏に師事する。
2011年、及川音楽事務所オーディションに合格。第17回東京国際室内楽作曲コンクール入賞。調性音楽、無調音楽、共に作曲する。
- 皆様へのメッセージ
- 作曲はどのように始めるのか?と考える方もいるでしょう。しかし、きっかけや適切な勉強法に出会えばできる事と思います。「個性」は音楽の軸でしょう。しかし「個性」は作曲をする方々がそれぞれに、それぞれの方法で、一生かけて追求していく程の深いものと思います。私のレッスンでは、むしろ、「アイデアがある事を自覚しているが曲という形にする方法がわからない。」「作曲してみたい、しかし自分にアイデアはあるのであろうか?」といった方々に、まずは、「曲という形にする事」のお手伝いからさせていただきたいと思っています。和声や形式的考え方等は重視し、必要に応じて、楽曲分析しつつ作曲していただきます。また、必要に応じレッスン内でソルフェージュも行います。経験者の方々にも、「基礎を見直してさらに力をつける」ことの手助けを行っていきたい、と思っております。
- 神田 晋一郎 Kanda Shinichiro
作曲・音楽理論・ソルフェージュ講師 -
作曲家・ピアニスト・モジュラーシンセサイザー奏者。『音樂美學』主宰、即興演奏を制御するための作曲と演奏を試みている。ジャズ・ポップスからアヴァンギャルドなスタイルまで、幅広く演奏・作曲している。
学生時代は東京学芸大学ジャズ研究会で腕を磨き、在学中からジャズピアニストとして活動。2001年から 5年間、東京ディズニーシー「S.S.コロンビア号ダイニングルーム」にてレギュラーピアニストを勤める。演劇・バレエ・ミュージカル・映像作品等の音楽も数多く手がけ、UmpTempカンパニーでは2009年からの4年間に8本の音楽劇を作曲。舞踏やパフォーマンス、美術などとのコラボレーションも積極的に行っている。 Bishop RecordsからリリースしたCDが4タイトルある。2010年の『種子の破片』(Bishop Records, EXFV003)ではヒグチケイコ(vo)と共演、ジャズにおける「歌」の解体と再構築を試みている。
- 皆様へのメッセージ
- どんな音楽がやりたいのかは人によって違いますから、作曲や演奏に必要となるスキルもそれぞれです。 まずは、何がやりたいのかを相談しながら明確にしていきましょう。その音楽を身につけて作曲できるようになる近道を考え、お手伝いをさせていただきたいと思います。
- 坂上 みずき Sakaue Mizuki
作曲・音楽理論・ソルフェージュ講師 -
ピアニスト。作編曲家。国立音楽大学鍵盤楽器専修ピアノ専攻卒業。並びに作曲コース、作曲理論コース修了。同大学大学院作曲専攻音楽理論コース修了。
在学中より、対位法研究に力を注ぎ、ロマン派作品を対象とした論文を執筆するほか、オーケストラスタディの授業にて伴奏ピアニスト(TA)を務める。
大学院修了後、国立音楽大学作曲専修助手を務め、近年は同大学教員との共演を重ねるなど、アンサンブルピアニストとしても活動の場を広げる。また作編曲家として演奏会に携わるほか、ピアニストとしても現代曲初演に数多く携わる。また指揮法講座での専属ピアニスト、対位法研究を活かした音楽理論指導、ソルフェージュ指導にも定評があり、教育者として後進の育成にも精力的に取り組む。
これまでにピアノを森珠美、久都内加壽子、進藤郁子、井上郷子、作曲を川上統、近藤岳、音楽理論を今村央子の各氏に師事。
- 皆様へのメッセージ
- 音楽(楽曲)は深く研究すればするほど、新たな発見があり、楽曲の美しさに感動し、より多くの作品に興味を持って触れることとなるでしょう。私のレッスンでは、そんな美しい作品に溢れるクラシック音楽の基礎に重点を置き、和声法、対位法と共に楽曲分析も多く取り上げていきます。また演奏家の方には、楽曲分析を通してより深く作品について学んでいただき、演奏への活かし方についても実践を通してご指導いたします。クラシック音楽の奥深さ、素晴らしさを知ることで、より人生が豊かなものになるでしょう。お一人お一人に合わせたスタイルで、丁寧に温かくご指導いたします。
- 村上 玲子 Murakami Reiko
作曲・音楽理論・ソルフェージュ講師 -
東京藝術大学音楽学部作曲科卒業、同大学大学院音楽院音楽研究科修士課程作曲専攻修了。中学校教諭一種免許状(教科「音楽」)、高等学校一種免許状(教科「音楽」)取得。
第14回現音作曲新人賞、第20回現音作曲新人賞にいずれも入選。これまでに作曲を小島佳男、故北村昭、松本日之春、野田暉行の各氏に師事。代表作は『風籟』『Puzzlement for Flute solo』『尺八と二十弦箏のためのふたつの小品』『春の断章』など。
音楽大学付属高等学校での理論・ソルフェージュ講師や個人レッスンなど、近年は教育活動に力を入れ、初心者から受験生まで幅広い指導経験を持つ。 生徒ひとりひとりに合わせた自作の教材を取り入れるなど、きめ細かな指導に定評がある。
- 皆様へのメッセージ
- 「どうしたら作曲が出来るの?」と、よく尋ねられます。作曲はとても難しく不思議なことのようにとられわれがちですが、決してそうではありません。それは例えるなら文章を書くことに似ていると思います。単語を知り、文字が書け、文法を身につけ…とひとつひとつの積み重ねを経て文章が書けるようになるのと同じように、音楽もソルフェージュ、和声学、対位法など、丁寧に段階を踏んで学ぶことで、作品として作り上げる力がおのずと身についていきます。 思いを音に託し表現できる喜びは何にも代えがたいものです。音楽に親しんでいて良かったと心から感じられますよう、優しくご指導いたします。
体験レッスンについて
レッスンの内容や教室の雰囲気などを実際に体験していただけます。体験レッスンは、15分コース(2200円・税込)、30分コース(4400円・税込)のいずれかをご選択いただくことができます。以下のフォームから約3分で簡単に安全にお申込いただけます。
入会に関するご質問・ご相談等についても承っております。レッスン料金等については、レッスン料金等の体系についてをご覧ください。ご不明点などについては、まずは、よくある質問(FAQ)をご覧いただき、解決しない場合は、お問い合わせフォームからお問い合わせください。